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Google Pixel3 レビュー
二ヶ月使った感想

pixel3 with FREEDOM FCRC1MSV

さて本格的に運用し出して2ヶ月ほど経過した Google Pixel3 ですが、これは良端末ですよ〜

昔のBLOGでもちょいちょい言うてた事ですが、ガジェットは他に無いような先鋭化したモノか、そうでなければ塩梅よくバランスがとれているか、どちらかでないと満足できないっていう傾向があります。妥協して中途半端にイキったやつを買ってしまったときは後々後悔の念が強くなるっていうのはよくあることです。今回の Google Pixel3 については『バランス』目的で手にしたわけですけども、これは大当りでした。

Xpeira から乗り換えた感想

前回エントリにも書いたように、この Google Pixel3 際立って凄い部分は無いんですけども、何やるにしてもソツなくこなしてくれるトータルバランス感が良い端末です。地味でミニマルな見た目、ハイエンド帯におけるごく平均的な性能、標準の Google アプリだけプリインストールしたクリーンさ…などなど、むしろこのケレン味のない空気みたいな存在感がこの端末の売りでしょう。私的には普通にハイエンドな性能がこのコンパクトな筐体にまとまっているのは大きな魅力ですね。

SoC Snapdragon 845 で現行売りAndroidの王道ハイエンドですので反応がモタついたりなどは全くなく、またGoogle本家によるチューニングが良いのかこれまで触ってきた各種Android機の中でも操作感はベストと感じました。

以前使っていた Xperia もハイエインド・モデルだったので動作そのものは軽快だったのですが、Android でよく言われるタッチ操作の意図と応答に微妙なズレの感じがあり iOS端末と比較するともう一歩という気がしていました。その点においても Pixel3 は最新 Android 9(Pie)の小気味よいアニメーションと操作感が非常によくマッチングしていて、もはや iOS と遜色ないように思います。

Xperia と Pixel3 の動作速度で全然違うと感じたのがカメラの単写で、Xperia ではシャッター切った後に若干待たされる感じだったのが Pixel3 ではシャッター連打で非常に短い間隔で撮影できる──現行の Xperia では改善されているのかもしれませんが、私が使っていた旧シリーズと比較すると圧倒的に Pixel3 のほうが速いです。Xperia でも連射モードでは手入力より遥かに速くシャッターを切れるので、カメラ自体の連写能力というよりこれもUIのチューニングが関係あるのかもしれません。

さて、前回のエントリからだいぶ経過して忘れかかってますが、念のためメモしておいた初期設定の備忘録やらインプレッションを書き記しておきます。

セットアップ備忘録

Pixel3 では初期セットアップの際に以前運用していたAndroidやiOS端末の情報を引き継ぐことができます。OSや端末仕様の違い容量の違いなどさまざまな要因があるため、何もかも完璧に移行できるのを期待してはいけませんが、あらかた必要なものは楽ちんでコピーしてくれますので、これは活用したほうがよいです。私は Xperia Z5 Premium からの移行でしたが iPhone でも似たような手順で引き継ぎができるようです。

私のように家電量販店で購入した場合、初回電源ONしてから初期設定をスキップしてしばらく時間が経過してしまっている事も多いと思いますが、そのような場合にセットアップ画面をもう一度呼び出す方法はGoogleの公式サポートに書いてあります。

Pixel スマートフォンの電源を初めてオンにしたときにデータの転送をスキップした場合:
数分以内の場合
   「Pixel のセットアップは完了していません」という通知が表示されます。[セットアップを完了] をタップします。
数日たっている場合
   設定アプリを開きます。画面上部の [セットアップを完了] をタップします。

ほかにも引き継ぎデータ転送中に起こりうる各種トラブルや、何がコピーされて何がコピーされないのか等々けっこう丁寧に解説してあるので、事前に万全の体制を整えないと気が済まないタイプの人は購入前に Google の公式ヘルプページを通読しておくとよいでしょう。

pixel3-quick-switch-adapter

初期セットアップのデータコピーには付属のこの謎パーツ(クイックスイッチアダプタ)を使います。

usb-a-micro-b-cable

以前使っていた Android スマホとそれに接続するデータ転送用のケーブル(USB-A ⇔ USB-microB)を用意します。

途中で作業が強制中断しないよう旧端末のほうも充電しておくのを忘れずに。

充電されたAndroidスマホにケーブルを繋ぎ、USB-A(PC等に接続する側)に Pixel3 同梱のクイックスイッチアダプタをハメ込みみます。画面に指示が出るまで Pixel3 にはまだケーブル接続しません(不用意なことはしないほうが吉)

usb-cable-1
usb-cable-2

まず Pixel3 の各種アップデートがあるので、WiFi に接続して更新します。

pixel3-setup-notification

ところで初期セットアップを普通に操作していくと Pixel3 はもしかして WiFi 無しでは初期セットアップを完了できないのでは…?という印象をうけます。私は自宅WiFiにサクッと接続してしまったので試してはいないのですが、【 Pixelのセットアップ 】の通知を表示させて右上の展開マーク(v)をタップしオプション【 復元にモバイルデータを使用 】というのを選択するとケータイ回線でもいけるっぽいです。もちろんケータイ回線でアップデートするとそれ相応のパケット量を消費しますので、特に理由がなければデフォルトどおりWiFiを利用するのがおすすめです。

回線速度にもよりますが、しばらくかかりますので放置するとこんな画面に遷移します。以前の端末の情報をコピーするにはここで「開始」を押します。

pixel3-setup-copy-0

ケーブルを繋げと言われますので、ここで Pixel3 のケツの穴(USB-C)にケーブルを挿入します。昔のUSBと違って USB Type-C は上下はどっちでもいけます。

pixel3-setup-copy-1

繋いだだけでは勝手にコピーは始まりませんので、今度は旧端末側(Xperia)をロック解除してコピーを開始するボタンを押します。

pixel3-setup-copy-2

すると Pixel3 側にコピーする項目を選ぶ画面が出ますので適当に設定してコピーを開始します。デフォルトは全項目コピーになっています。私はスマホの撮影画像はPCでHDDにコピーしてバックアップとってるのでチェックを外しました。動画も含むと画像類はそこそこ容量あるので、このチェックを外すとコピー時間を短縮できます。

pixel3-setup-copy-3

最終的にこんな画面が表示されればデータの移行は完了しています。

pixel3-setup-copy-4

ここからGoogleサービスへの同意確認の後に指紋登録、オッケーGoogleの声紋登録とかありますが、この辺りは後でも設定できるので「はよう使わせんかいワレ、こっちは急いどんねん!」っていうイラチの人はスキップしてもOKです。

Pixel3/XL は販促にもけっこう力いれてるのか Google から提供される購入特典が色々あって、それらは Pixel3 で初回ログインしたグーグルアカウントが対象になります。なので特に理由がなければセットアップの時は以前の端末で使っていたGoogleアカウント(特典を受けとりたいアカウント)でログインしましょう。

購入特典の一つが“Google Play Points +1000でゴールドステータスを獲得”というものですが、これは Pixel3 への初回ログインから36時間以内に通知メールが届き、記載された手順に従うと有効になります。

pixel3-ss-add-play-points

私の場合は本当にまるまる36時間(1日半)かかってメールが来たので焦らず待つ必要がありますが、この間はログオフしたり別のグーグルアカウントにログインしてみたりというような事は避けたほうが良いかもしれません。

他に YouTube Music Premium (YouTube Premium ではないので注意)が半年無料で使える特典もありますが、昨年の11月に日本でもサービスINしたこの YouTube Music Premium (以下 YT Music と省略)は近い将来に類似のサブスクリプション音楽サービスである現在の Google Play Music をリプレイスすることになっています。そのため YT Music プレミアム会員は自動的に Google Play Music の会員特典を使えるシステムです。

YouTube Music Premium:
 YouTube Music のすべての特典へのアクセス + Google Play Music のすべての特典へのアクセス。

YT Music には前から注目していたのでさっそく Pixel3 の YT Music アプリを起動してみたところ、ちゃんと特典の『無料トライアル6ヶ月』が有効になっていました。

pixel3-ss-yt-music-premium

そこで意気揚々と Google Play Music のアプリを起動してみると有料版への登録勧誘画面のままでした。

pixel3-ss-play-music-0

「うーん Play Music のほうは特典つかないのかな…」としょんぼりしながら余計なことはせず放置して翌日再度起動してみるとちゃんと会員特典が使えるようになってました。

pixel3-ss-play-music-1

…と、このようにグーグルの特典サービスは処理開始から有効になるまで若干のタイムラグがあるようなので焦らず待ちましょう。

爆速充電

使い始めて「なんじゃこりゃあー!スゲエ!!」とのけぞったのが、充電の速さです。これは最近売りの端末なら標準的な性能なんですかね、以前の Xperia と比較すると考えられないくらいの爆速でマジでビビりました。あんまり速いので5%刻みで時間測ってグラフにしてみました。

pixel3-charge-speed-chart

5%の状態から1時間40分でMAXチャージに到達します。90%あたりからが漸近線的なので実際の運用では30分で半分、1時間で9割弱と見てOKです。仮に「あっちゃー充電してなかった!!電池真っ赤っ赤!! どげんするとやー!!」というときでも10分あれば取り敢えず+20%ぐらい充電できちゃうのはすごく有り難い。なお急速充電をするにはUSB-PD対応で18W以上のもの…つまり付属の充電器がそれなわけですが、別途サードメーカのものを購入したりモバイルバッテリーを購入の場合は純正品と同じ仕様を満たしてる必要があります。いつも言うてることですが充電器は案外デリケートな製品でトラブルがあると発火の危険もありますので、心配性な人は素直に純正の充電器を使うのがおすすめです。

スペック表によるとPixel3無印のバッテリー容量は 2915mAh で小柄なぶんハイエンド帯ではやや少なめですが、Android 9 のAIで強化されたバッテリーマネジメント能力のおかげなのか電池の持ちは以前のXperiaと比較しても特に悪くなったとは感じません。ゲームやWEBを連続でガンガン使い続けるとさすがにモリモリ減ってバッテリ容量少なめを感じさせますが、バッテリ容量は本体のコンパクトさとのトレードオフなので図体がデカくなるぐらいなら私的にこれぐらいで全然OKです。

セールスポイントのカメラ

pixel3-back-camera-lens

巷の販売においては Pixel3/XL のカメラ性能をプッシュするパターンが多いようで、特に夜景モード(Night Sight)は目玉ポイントのひとつとなっております。私も実際に試してみたのですが、これはたしかにスゴいです。そもそもPixel3の背面カメラはF値が1.8と明るめのレンズなので元々暗所には強い上にAIによる補正がエゲつなくて、暗い場所も照明が当ったごとく写ってビビります。逆に不自然なまでに明るくなるため、使いどころは限られてくる機能かもしれませんね。色々試し撮りしてみましたがレンズが明るいので暗い場所であっても夜景モードにせず普通に撮影したほうが結果が良いケースも多かったです。

以下に普通に撮った場合と夜景モードで撮った比較サンプルを載せますが、いずれもPCの画像ツールで縮小しただけでガンマや色の調整等は全くやっていません。

ノーマルカメラで撮影
pixel3-camera-sample-nightsight-off
夜景モード
pixel3-camera-sample-nightsight-on

カメラ機能では他に発売直後は売りのひとつとして『グーグルレンズ』がプッシュされてましたが、これは今はもう他のAndroidやiOSでも使えます。カメラで撮影したモノをAIで判定してググってくれるこの機能は Pixel3 でいきなり登場したわけでなく、古くは Google Goggles(グーグル・ゴーグル)というよく似た試験的アプリが Android 2.2 の頃から存在しており私も昔使っていた端末にはインストールしておりました。長らく使ってなかったので知らなかったのですが、後に正式に性能を大幅アップした Google Lens が発表されると Goggles のほうは廃止されてしまったようです。

なので、Pixel3 だけの目玉機能!みたいにプッシュされてるのを見たときは「こんなん前は古い端末でも使えとったのに Pixel3 だけに限定とか天下のグーグルさんもエグい商売しよんのうー」と思っていたところ、発売後たいして期間もおかず他端末やiOSですら使えるようになったので、グーグルさんは私が思うほどには商売っけなかったようです。

Pixel3 標準カメラアプリで撮影するときは通常モード『カメラ』か、背景のボカシ具合を後で調整可能な『ポートレイト』のどちらかを使うケースが多いと思いますが、その他にも面白いモードがいくつか搭載されています。個人的には『モーションフォト』と『360度パノラマ』は予想外に面白い、と思いました。

『モーションフォト』は『カメラ』モードの上端のアイコンでON/OFF/自動を変更できます。GalaxyとかApple端末にも似たような機能がありますが、撮影した瞬間の無音のショートムービーがループ再生できるフォトです。シャッターを押した前後の瞬間を切りとってショートムービーに仕立ててくれるわけですが、ここでGoogle得意のAIによりムービーフレームの中からベストなのものを自動的にスチール画像として選択してくれるのが『トップショット』機能。といってもトップショットモードというのがあるわけではなく、モーションフォトとして撮影するとGoogleフォトアプリの右上のメニューからムービーの任意のフレーム画像を選んで保存できるようになりますが、そこでAIが選択した“おすすめ”をサジェスチョンしてくるのがトップショット機能です。モーションフォトを撮影すると画像のJpegエンドマーカー(EOI)の後にムービーのmp4データをくっけた特殊なJpegファイルとして保存されます。するとGoogleフォトアプリではひとつのファイルが静止画でもショートムービーとしても閲覧できるし、USB等でPCに吸い出すとそれがJpeg画像として見えるという仕組みです。たぶんモーションフォトのループポイントもAIが判定してるような気がするんですが、この塩梅がなかなか良い。被写体に動きがあると自動でONになるので何気なく撮ったものが後で見ると面白いループになっていたりして、色々撮影してみたくなります。

トップショット(PCで縮小加工)
pixel3-camera-sample-motion-photo-0
モーションフォト(グーグルフォトで手ぶれ補正GIF出力)
pixel3-camera-sample-motion-photo-1.gif

ガジェット界隈でVR元年といわれてはや数年、スマホやコンデジのカメラにも本体をちょっとずつズラしながら周囲360度を撮影するVR的な写真モードが搭載されることが多くなりましたが、Pixel3 カメラアプリに搭載の『360度パノラマ』モードはなかなか出来が良い、と感じました。所有してるコンデジやXperiaにもこういう機能があってひととおり試してるんですが、単眼のレンズでこれほど綺麗に全天球をシームレスに撮影できたのはPixel3が初めてです。これもAIによる繋ぎ目の判断が優れているおかげでしょうか、さすがに RICOH THETA のような専用機と比較すると多少の歪みやズレがどうしても出ますが、それでも手持ちで撮影してこれだけ出来れば上等でしょう。

360°パノラマ撮影撮影例(PCで縮小加工)
pixel3-camera-sample-panorama360

端末上のGoogleフォトアプリで見る場合はグリグリとタッチで見回せる他 CardBoard とかハコスコみたいなVRゴーグルで見ることもできます。撮影例の縮小前の元画像(10.6MB)を A-Frame というWebVRのフレームワークを使いブラウザ上でVR閲覧できるようにしてみました。

360°パノラマ撮影例をWebVRでグリグリして見る

Pixel3 のカメラアプリは基本的にAIで良きにはからえ、というコンセプトで出来ていて Xperia 標準のカメラアプリにあったような細かなマニュアル撮影項目はないのですが、私はカメラにはあんまり興味ないクチで正直細かい設定あってもちゃんと使いこなせないので Pixel3 のカメラコンセプトは私にはピッタリですね。AIもひと昔前のなんちゃってAIとは異なり今やAIで爆走中のGoogle謹製ですから、私みたいなカメラ素人が変にいじるよりカメラAIに任せるほうが上手く写真を撮れるのは間違いなさそうです。

メインメモリは4GB

事前の情報でメインメモリ4Gというのはハイエンド帯では少な目ではないか…?という懸念があり気になっていたのですが、私の2ヶ月ほどの運用では特に問題は感じられませんね。私の使うアプリではおそらく一番メモリを食いそうな X-Plane10 も問題なく動作します。

昔のガラケー用OSでもそうなんですけども、Android を始めとするモバイルデバイスOSでは「アプリ起動時にメモリが足りなくなると他のスリープしてるアプリを強制終了する」というのが一般的な仕様なので、同時起動できるアプリの数はメインメモリの大きさに左右されます。アプリが確保したメモリは保持しつづけなければいけないデスクトップOSと異なり、Androidでは普通の使い方でスワップメモリは使わないので Windowsのようにメモリ量の如何で実行パフォーマンスに影響が出ることは基本無いですが、重量級のメモリ消費アプリ(ポケモンGOとか)を起動していて裏へ回して別アプリで何かしてから戻ってきたら再起動していた、というケースはメインメモリが少ないほど発生確率が高くなります。現行ハイエンド機は6GB積む例が多いようなので、Pixel3 はそれらからすると2GB少ない、ということを頭の隅においておくと良いでしょう。

アンビエント表示について

pixel3-ambient-display

Pixel3 の表示パネルは液晶ではなくOLED(有機EL)です。液晶に比べ薄く作れて消費電力が少なくコントラストや反応速度に優れるといわれるOLEDですが、長時間同じ表示を繰り返すと焼き付きが発生しやすい弱点を持っています。液晶はバックライトを光源にしてパネル面に並んだ画素が部分的に光を遮る仕組みで表示を作りますが、OLEDは電気が通った画素そのものが光る仕組みなので発光部分を限定すれば電力を食わないという利点があります。これを利用したのが Pixel3 のアンビエント・ディスプレイで端末スリープ状態でも時刻や通知をパネルに表示しておけます。逆に Pixel3 には一般の端末のような通知ランプのようなものが一切無く着信やメールの通知はこのアンビエントによる表示のみです。常時同じ位置に表示すると焼き付きのリスクがあるため、びみょ~~にちょっとずつ移動して表示されるように工夫されています。

液晶パネルで同じ事をやると常時バックライトONとなり液晶の電力消費は大部分がバックライトなので置いておくだけでモリモリ電池が減ってしまいますが、OLEDならば光っている少量のピクセル部分だけが電力消費するので実用的に実装することが可能なわけです。もちろん完全OFFよりは電池の減りが速くなってしまうので、設定でダブルタップしたときだけや持ち上げたときのみ表示するようにもできます。Pixel3無印はややバッテリー少な目の機種ですから常時ONは避けるのがオススメかもしれません。私はタップと持ち上げのみONで運用しています。

指紋認証はめちゃスムーズ

pixel3-finger-print-scanner

Pixel3/XL は顔認証はなく指紋認証のみですが、指紋センサーは背面にあります。私はスマホはいつも裸運用ですが、ケースやバンカーリングを使う人はこの指紋センサーの位置が問題になるかもしれませんね。二ヶ月経過した今ではすっかり馴染んでしまいましたが、正面から見えない位置なので慣れるまでちょっと戸惑いがありました。Xperia Z5 の時はしばしばどうやっても認証されずイラつくこともあった指紋認証ですが、これもGoogleのAIパワーなのか Pixel3 の指紋認証は非常にスムーズで素早く認識率もめっちゃ高いです(感覚でXperiaを0.8とするとPixel3が0.95ぐらい)。風呂上がりでふやけた指のとき失敗するぐらいですかね。

Xperia から乗り換えて失ったもの

Xperia Z5 Premium にはあったけど Pixel3 では無くなったもののひとつが microSD スロットです。といっても端末外部とのファイルのやりとりを阻害したい意図ではなく単にコストや搭載スペースの都合でしょう。例えばUSBケーブルで Windows PC と接続すれば MTP (メディアファイル転送プロトコル)経由で普通にコピーや移動ができます。”メディアファイル”と言ってますが別にZIPでもPDFでも自作したオレオレ規格ファイルでも何でも転送できます。MacOS の場合は Android File Transfer というGoogle提供のMacアプリで同様の事が出来ます。

本体のスロットは無いので端末容量の不足を補う意図をもって microSD を使うのは難しいですが、microSD は一切使えないという事ではありません。Pixel3 には『ファイル』っていう、やる気がまるで感じられらない名称のAndroid標準ファイラーがあるんですが(ちなみに昔は”ダウンロード”という名前だった…)、これを使用して直接端末から microSD のデータをやりとりすることも出来ます。

pixel3-pixel3-plugged-in-microsd-adapter-up

余談ですが、動作を確認するために今回安い TypeC の microSD OTGアダプタを買ってみたんですけど、これ接続すると青色LEDがピカピカ光ってビビりました。安いのに凝りすぎとちゃうか…。ちなみに FREEDOM という会社の FCRC1MSV ていう商品です。

pixel3-plugged-in-fcrc1msv

もうひとつ Xperia Z5 Premium からの移行で無くなってしまったのが、アナログのステレオミニピンジャックです。こちらは USB Type-C ⇔ ステレオミニのアダプタ(DAC搭載)が同梱されていてこれを使えば普通のイヤフォン/ヘッドフォンを利用できますが当然ながら使用中はUSB充電ができません。こういうのもあるようですが Pixel3 で使えるかどうかは不明です(たぶん使えない公算が高い)。

サウンド関係については語り出すと長々なりそうなので、次回にします。

…ということで今回はこんなとこで。次回はカメラファイルとサウンドについてもうちょい詳しくやります。

LINE B!

コメントがあります

  1. もうすでにご存知かと思いますが
    データ移行用のアダプターは
    USBメモリやマウスも使えるようになる
    アダプターにもなるんですよ

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